ボランティア活動
- 歯医者として、世の中の人にもっともっと貢献したい。
- 日本はもちろんのこと、世界の人々に対しても、私たちができることがあるのではないか?
のもとデンタルクリニックでは、さまざまなボランティア活動に積極的に参加しております。
そのような思いで、これからも人として、そして歯科医師として、使命を全うしていきたいと考えています。
ベトナムへでの歯科医療ボランティア
当院では、「特定非営利活動法人 日本歯科ボランティア機構(JAVDO)」という団体に参加し、毎年ベトナムでの歯科医療ボランティア活動を行っております。
ベトナムという国は、医療設備も充分とは言えず、ベトナム戦争における枯葉剤による影響がいまだに人々を苦しめている現状もあります。
私たちは、戦後の平和な日本に生まれ、とても恵まれた環境で生活しておりますが、そのような戦争の被害で苦しんでいる人たちのために、医療人として、せめて私たちにできることをしたい。
そのような思いで、同じく歯科医師を目指している私の娘と、毎年ベトナムへ行き、歯科医療ボランティア活動を行っております。
歯科医療ボランティア活動に参加して感じたこと
親子でベトナムへ行き、歯科医療ボランティアに参加しました時の娘の感想文です。
この感想文を書いたのは、ちょうど娘が、東洋英和女学院高等部に通っていた時です。現在は、歯科医師を目指して日大歯学部在学中です。
小学部から神敬奉仕(神様の為に人の為に)という教育方針の学校で学んでいる私にとりボランティアは身近なものでした。そこで昨年の夏初めて、JAVDOの団員としてボランティアに参加させて頂きました。
医療ボランティアなのに、医療従事者でなくかつ学生の私に何が出来るか?多少の不安を持っての参加でした。
コミュニティで待つ沢山の子供たちの前で、私は何が出来るか?ではなく、今何をすべきか?が大切だと感じ、子供たちに歯磨きの紙芝居を読んだり、誘導をした。
先生方は通訳ボランティアさんの協力でキチンと治療の必要性を説明し保護者の方の了解を得てからの治療を行っていた。ボランティアでもキチンとインホームドコンセントを大切に治療されていた。
また治療、予防などチームワーク良く効率良く治療する為に必ず声かけ、つまり報告を大切にしていた。インホームドコンセントの大切さ、報告をまめにするチーム医療の大切さ。そして、治療後帰って行く子供たちの笑顔からいただく幸せな気持ち。これが初回の感想だ。
この時の充実感、幸福感が忘れることが出来ず、また二回目には何を感じ帰国出来るのか?ワクワクしながら楽しみに待っていた。しかし11日に東北の大地震が発生した。日本にいても被災者に何もして差し上げられない。
多少後ろ髪を引かれる思いを持ちベトナムへ向かった。今回は障害者の方たちの綺麗な施設で行われた。
今回は公衆衛生の為の紙芝居はせず、誘導や車椅子の方の介助をさせて頂いた。ボランティアの経験年も治療経験も私のように医療従事者でないものも、ボランティアという同じ志をもつ人同士とし、お互いに尊重し合っている仲間だと肌で感じた。その為、私は治療中もお夕食会でも気持ち良く楽しい時間を過ごす事ができた。
またベトナムの方に日本が大変な中ボランティアに来て下さりありがとう。と言われたし、ホテルのロビーには日本への募金箱を見た。今回のボランティアを通じ、年齢、性別、国籍に関係なく、お互いに尊重し合う大切さ。イデオロギーが違っても人を思いやる優しさの尊さを感じ帰国した。次回のボランティアでまた私は何かを感じ学ぶ事だろう。
まだ何も資格がないが、団長や団員の方たちのご理解の元、沢山の事を学ばせていただいている。
常に穏やかな気持ちで、優しさを持ち学生生活を送り、夏にまたボランティアに参加させていただきたいと思います。
車いすのリサイクルボランティア(希望の車いす)
「車いすを、必要としている人に届けたい。」
そのような思いのもと、使われなくなった車いすを回収・修理して、困っている人に贈る活動を行っているボランティア団体が、「希望の車いす」というNPO法人です。
人種・宗教そのほかどんな違いにもかかわらず、アジアの車いすを必要としていても入手することが出来ずにいた方々を探し、日本で心を込めて整え磨いた、きれいな車いすを無償で贈り届けています。
当院もこの活動に参加し、ベトナムでの医療ボランティアと共に世界で車いすを必要としている人々に車いすをお届けしております。
デイサービスへの診療ボランティア
当院では、定期的にデイサービスにお伺いし、無料で診療を行うボランティア活動を行っております。
当院がボランティア活動を行っている施設は、「プラチナサロン浦和南」という施設で、口腔ケアの重要性を非常にご理解されていらっしゃることから意気投合し、ボランティアを行わせていただいております。
プラチナサロン浦和南さんでは、患者さまがご自身の家にいるよりも心地よくゆったりと過ごせるように、高級感あるデイルームで心暖まる時間を過ごせるためのさまざまな工夫をされていらっしゃいます。
例えば、浴室も普通のデイサービスの1.5倍の広さでゆったりとくつろげる設計になっていることに加え、一人ずつの入浴、さらには一回ずつ水を抜いて、皆さんが新しいお湯で入浴できるように配慮していらっしゃるそうです。
当院でも微力ながら、利用者さまの健康のために力添えしております。