ボトックス治療(ボツリヌストキシン治療)
- 前歯がすり減っている
- 奥歯の噛み合わせる面の凸凹がなくなっている
- 歯にはヒビや縦に線が入っている
- 歯茎に固いコブ(骨隆起)がある
- 歯肉が腫れる、出血する
- 口臭が気になる
- 歯周病や歯槽膿漏が進んでいる
- 入れ歯で固いものを咬むと痛い
- 入れた銀歯がとれる
- 差し歯がはずれる
- 根の治療がなかなか治らない又は再発する
- 普段から口で呼吸をしている
- 口角が下がって、への字口になっている
- えらが張っている、頬が丸く見える
- ほうれい線が気になる
- マリオネットライン(口角から下に伸びる2本のライン)が気になる
- 鼻の下と上唇の間の縦じわが気になる
- 慢性的な頭痛や肩こりがある
- 寝ているときに歯ぎしりをよくする
- 寝ているときにいびきをよくかくと言われる
- しっかり寝ても寝不足な気がする
- ストレスを多く抱えている
- カウンセリングを行い、患者様のお悩み・噛む力・口元の状態をチェックします。
- 気になる箇所に注射を行います。 通常15分、表面麻酔をする場合は40分程度で終了します。
- 治療後、定期検診とアフターケアを行います。3ヶ月〜6ヶ月程度効果がありますが、定期的に注射をすることでより持続します。
- Qボツリヌス中毒になることはあります?
- Aボトックス治療はボツリヌス菌そのものを注射するわけではありません。ボツリヌス菌を十分に精製した身体に害のない安全な商材です。
- Qボトックス治療は痛いですか?
- A数か所に注射するのである程度の針刺入の痛みはあります。当クリニックでは、痛みを抑えるために表面麻酔を使用し、痛みに弱い方にも安心して治療をお受け頂けます。
- Qボツリヌストキシンにはどんな副反応がありますか?
- A針の跡が点状に残ったり、皮下出血が起こることがありますが、この反応は一時的でお化粧で隠せる程度です。また、一時的に軽い頭痛をともなうことも稀にあります。
- Q治療にかかる値段はどのくらいですか?
- A1回の治療につき、3万~5万円くらいです。
かかる費用は、咬筋(噛む力)の強さ・厚さ、レントゲン審査による下顎角・骨隆起の大きさ、神経の有無、金属製の被せ物の有無によって変動しますので、まずはご相談ください。 - Q治療してから、どのくらいで効果が出ますか?
- A個人差がありますが、通常、3日~1週間ほどで効果を実感頂けます。
- Q1回の治療で、どのくらいの量を投与するのでしょうか?
- A咬筋の状態、金属(かぶせもの、自分の歯かセラミックか)を使用しているか、虫歯治療の際に神経を抜いているかどうか(レントゲンを撮って確認します)、噛んだ時の頬の出方など、患者さんによって投与量は異なります。
詳しくは担当医師にお問い合わせください。
歯茎の鈍い痛みや寝ているときの歯ぎしり、歯のすり減りによるかみ合わせの不具合など、歯や歯茎に痛みがなくても、歯やお口の不調は全身にさまざまな悪影響を与えます。
特に歯ぎしりや歯のすり減りは、噛む力が強すぎることが原因であることが多いようです。また、なかなか治らない出血や歯ぐきの腫れ、入れ歯の不調など、これらは咬筋が原因のことが多くみられます。
当クリニックでは、歯を食いしばる力を弱める方法として、ボトックス注射を推奨しています。
美容に近いイメージのボツリヌストキシン治療ですが、歯科治療の一環として行われており、パフォーマンスを気にする男性ビジネスマンにも行われています。
ボトックス治療(ボツリヌストキシン治療)とは?
ボツリヌストキシンはボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種で神経に作用し、筋肉の働きを柔らかく緩めた状態にする作用を持ちます。
ボツリヌストキシン注射はこの作用を利用して行うもので、簡単に言えば注射した部分を働かないようにする事で、強すぎる筋肉を緩め食いしばり・歯ぎしり・顎関節症を改善するという効果を得ることが出来ます。
ボトックス治療は、シワとりのイメージですが、医科領域では、病状によっては保険適用され、厚生労働省認可の安全な商材による治療です。
歯科におけるボトックス治療のメリット
顎関節症などの緩和以前はマウスピースが必要で、日常生活が不便でした。咬筋の働きを弱めることにより、顎関節に 負担をかけず簡単で楽に治療できます。
口周りのシワ改善筋力を弱めることで口元のほうれい線を目立たなくさせ、顎の梅干しシワや口周りのシワを解消する効果があります。
エラの改善咬筋が強く緊張することで大きくせり出し目立つエラを、ボツリヌストキシン注射により緊張を緩 和し解消することができます。
その他副次的効果咬筋の緊張緩和による肩こり・頭痛の改善、小顔効果、詰め物・かぶせ物の脱落防止
強い噛みしめにはボトックス注射
強いかみしめには、顎まわりの筋肉(咬筋)が大きく影響しています。
噛む力を弱くするには、咬筋の緊張をほぐす必要がありますが、「噛む」という行為は無意識で行われているため、自力で弱くすることはできません。
そこで、咬筋の緊張ほぐすためには、医療分野で幅広く使われるボトックス注射治療が有効になります。
近年では、美容の分野で使われる機会の多い「ボトックス注射」ですが、医療の世界では幅広い分野で利用されています。
例えば、脳卒中の後遺症による痙縮や痙攣、眼瞼痙攣や顔面痙攣など、無意識に起こる筋肉の痙縮や痙攣に用いられています。
当クリニックで施術される方は若い女性よりも、ビジネスでのパフォーマンスを気にする男性や、入れ歯の噛み合わせを気にするシニア層の方が多くいらっしゃいます。
治療例
オトガイ筋の緊張が緩和され、梅干シワが解消した
咬筋の緊張が緩和され小顔効果が表れ、下がった唇も改善した
咬筋の緊張が緩和され、エラが解消した
咬筋肥大症が軽減され、小顔効果が表れた
ストレスフルな社会が不調をより多くしている
ここ一番の場面で力を発揮したいとき、人は歯を食いしばります。
ストレスの多い現代社会では常に緊張状態で、無意識のうちに歯を食いしばっている状況が非常に多いのです。
全身の不調につながる過度な食いしばりは、現代社会と切り離せない症状と言えます。 お口回りに限らず全身の不調が治らないというお悩みのある方は、以下の項目をチェックしてみてください。
お口周りのセルフチェック
お口周りで気になること・お悩みのことはありませんか? あてはまるものがあれば、是非一度ご相談ください。
《口腔内》
《お口まわり》
《全身の不調》
上の症状の他、毎日何気なくしていることや、そのままにしてしまっている虫歯などが 歯や顎に負担をかけているかもしれません。
治療の流れ
当院では事前のカウンセリング・検査から 患者様に最も適した投与・治療を行います
当クリニックでは、歯科医師向けのボトックスセミナーで、累計200名を超える技術指導を行うほか、国内外でのボトックスセミナーで講話を行う、野本恵子先生が治療を行います。
※医療保険適用外になります。
当クリニックの特徴は、他の歯科や美容クリニックと異なり、患者様の筋肉量、下顎角の張り、レントゲン診断による神経有無、金属の有無、歯周病の程度、口腔内の環境など詳細な診断により、ボツリヌストキシンの量を決めています。
これまで経験してきた多数の症例に対する治療経験を元に、患者様にとってよりよい治療をご提供しています。
よくある質問
ボトックス治療についてのお問合せ
当クリニックでは、歯科医師向けのボトックスセミナーで、累計200名を超える技術指導を行うほか、国内外でのボトックスセミナーで講話を行う、野本恵子先生が治療を行います。