当院では、神経を抜いた歯や過去に根管治療を受けた歯(失活歯)から発生する「見えない毒素」を測定する「OROTOX(オロトックス)検査」を導入しています。

レントゲンでは分からない、歯の内部に潜む細菌が発する毒素(揮発性硫黄化合物など)のレベルを数分で判定し、その歯を残すべきか、全身の健康のために抜歯すべきかの客観的な診断材料とします。

なぜ「失活歯の毒素」を調べるのか?

全身疾患との関連

神経を失った歯の内部(象牙細管)で繁殖した細菌は、強力な毒素を出します。これが血流に乗り、心疾患やアレルギーなど全身の不調の引き金になることがあります。

抜歯か温存かの判断基準

「とりあえず残す」ことが必ずしも良いとは限りません。毒素レベルが高い場合は、全身の健康を守るために抜歯(または再根管治療)という選択が必要になる場合があります。

わずか数分でその場で判定

歯周ポケットの滲出液を採取し、専用の試薬に入れるだけで、その場ですぐに毒素の有無とレベルを視覚的に確認できます。

検査の流れ

STEP 1

検体の採取

対象となる失活歯の歯周ポケット内に、専用のペーパーポイントを挿入し、滲出液を採取します。痛みはほとんどありません。

STEP 2

試薬による反応・分析

採取した検体を専用の試薬に入れ、毒素(揮発性硫黄化合物やタンパク質)に反応させます。

STEP 3

結果の判定とご説明

試薬の色の変化によって、毒素レベルを段階的に判定します。結果をもとに今後の治療方針を患者様とご相談します。

検査費用

1歯につき: 5,500円(税込)

※本検査は保険適用外(自由診療)となります。
※検査をご希望の方は、医師またはスタッフまでお気軽にご相談ください。