小児矯正(子どもの歯列矯正)

「うちの子、歯並びがガタガタになりそう…」「いつも口がポカンと開いている」など、お子様の口元で気になることはありませんか?

大人の矯正が「歯を動かして並べ替える」治療だとすれば、子どもの矯正は「顎の骨の成長を正しくコントロールし、永久歯がきれいに並ぶためのスペース(土台)を作る」治療です。

成長期にしかできないこのアプローチにより、将来、健康な歯を抜いて矯正するリスクを大幅に減らすことができます。

子どもの時期に矯正を始める「4つのメリット」

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将来「歯を抜く」リスクが減る

顎を広げて永久歯が生えるスペースを作るため、大人になってから矯正をする際に、健康な歯を抜歯せずに済む可能性が格段に高まります。

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お口の悪いクセ・口呼吸の改善

「指しゃぶり」や「舌の癖」、「お口ポカン(口呼吸)」を改善する装置を使うことで、アレルギーや風邪のリスクを減らし、正しい骨格形成を促します。

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大人の矯正の負担が減る

土台が整っているため、もし将来(2期治療で)ワイヤー矯正などが必要になった場合でも、治療期間が短くなり、トータル費用も抑えやすくなります。

コンプレックスを早期に解消

多感な思春期を迎える前に口元を整えてあげることで、人前で自信を持って笑えるようになり、お子様の健やかな心理的発達をサポートします。

いつから始めるべき?(治療の時期)

小児矯正は、年齢や歯の生え変わり状況によって「1期治療」と「2期治療」の2段階に分かれます。
※目安として、前歯が生え変わる「6〜7歳頃」に一度ご相談いただくのがベストです。

6歳〜11歳頃(混合歯列期)

第1期治療(骨格の改善)

乳歯と永久歯が混ざって生えている時期に行います。
歯を直接動かすのではなく、顎の骨の成長を促してスペースを広げたり、上下の顎のバランス(出っ歯や受け口)を整えたりすることがメインです。取り外し式の装置をよく使用します。

12歳頃〜(永久歯列期)

第2期治療(歯並びの仕上げ)

永久歯が生えそろい、顎の成長がほぼ止まった時期に行います。
大人の矯正と同じように、ワイヤーやマウスピースを使って1本1本の歯を綺麗な位置に細かく動かし、完璧な噛み合わせに仕上げます。(1期治療で土台が完成していれば、2期治療が不要になるケースもあります)

当院で使用する主な小児矯正装置

床矯正(しょうきょうせい)

入れ歯のような形をした取り外し式の装置です。内蔵されたネジを少しずつ回すことで、顎の骨(歯列の幅)をゆっくりと広げていき、永久歯が並ぶスペースを作ります。基本的にご自宅にいる時間と就寝時に装着します。

  • ◎ 取り外せるので歯磨きがしやすく虫歯になりにくい
  • △ お子様自身の「つける努力(自己管理)」が必要

小児用マウスピース矯正(マイオブレース・プレオルソ等)

柔らかい素材でできた、取り外し式のマウスピース型装置です。お口周りの筋肉(口唇力や舌の位置)を正しく鍛え、口呼吸を鼻呼吸へと改善しながら、自然な歯の並びを誘導します。日中1〜2時間と就寝時に装着します。

  • ◎ 痛みや違和感が少なく、安全性が高い
  • ◎ 根本的な原因(お口の悪習癖)を改善できる
【保護者の方へ大切なお願い】
小児矯正で使われる装置の多くは「取り外し式」です。そのため、お子様ご本人の「治したい」という気持ちと、ご家族の温かいサポート(装着時間の管理や声かけ)が治療の成功には不可欠です。当院も一丸となってサポートいたします!

小児矯正 治療費用の目安(自由診療)

初診相談・精密検査
◯◯,◯◯◯円
第1期治療(床矯正・マウスピース等)
◯◯◯,◯◯◯円〜
第2期治療(必要な場合のみ)
◯◯◯,◯◯◯円〜

※税込価格です。1期治療から2期治療へ移行する場合は、差額分のみで治療可能な場合がございます(医院のシステムによります)。詳しくはお尋ねください。