オーダーメイド・インソール(足装具)
足裏のアンバランスは、顎のズレを引き起こします
人間の「足」は、体全体の体積のわずか約3%に過ぎません。しかし、このたった3%の面積で残り97%の身体を支えています。
体重60kgの人が1日に平均7,500歩あるいた場合、足にかかる負担の総量は約540トンにも達すると言われています。(アジアゾウが約4.2トンであることを考えると、いかに二足歩行の負荷が絶大かお分かりいただけるかと思います)。
これほどの負荷を支える足のバランスが崩れると、その歪みを補おうとして「足首→膝→腰→首」と全身の姿勢がドミノ倒しのように崩れていきます。そして最終的に、一番上にある「顎の位置」がズレてしまい、歯並びや噛み合わせの悪化を招くのです。当院が、正しい噛み合わせを得るためのアプローチとして「足元の補正(インソール)」を重要視しているのはこのためです。

こんな時期こそ、インソールが効果的です
マタニティ期・産後の方へ
妊娠から出産にかけて、女性の身体は骨盤や骨格が大きく変化します。複数回の出産を経験した方に外反母趾や重度の肩こり・腰痛が多いのは、この時期の身体の歪みが原因となっているケースが少なくありません。
米国の足病医(足を専門とする医師)は、「出産は足の骨格構造をリセットする大きなチャンス」と提唱しています。妊娠中から機能的なインソールを使用することで、歪みを防ぎ、正しい骨格へと導くことが期待できます。
成長期のお子様へ
6歳頃までの子どもの足は、大部分が軟骨でできており非常に不安定です。骨格が固まりきる12歳〜16歳頃までは、些細な日常のクセで足が歪みやすいデリケートな時期と言えます。
子どもの時期にインソールを使用することは、いわば「足の矯正治療」と同じ意味合いを持ちます。足元から正しい発育をサポートするため、幼少期からの着用が強く推奨されています。
当院のインソール製作ステップ
既製品とは異なり、歩行時の動的なデータまで解析する完全オーダーメイドです。
最新機器による3次元計測
米国で特許を取得している三次元足圧測定機「3DOシステム」を使用し、足の立体データを正確に取得します。足を最も負担のない理想的な状態(ニュートラルポジション)へ導くための、非常に重要なファーストステップです。
コンピュータ解析(静止時・歩行時)
「止まっている時」だけでなく「歩いている時」の足圧データも三次元で解析します。この詳細なデータをもとに、足を本来の正しい骨格構造へ戻すための緻密なインソール設計図をコンピューターが割り出します。
専門職人による製造(ハンドメイド)
算出された設計図をもとに、インソール製作に特化した熟練の職人が、一つひとつの素材を吟味しながら手作業でオーダーメイドのインソールを作り上げます。
完成・フィッティング
出来上がったインソールを実際に靴に合わせてフィッティングを行います。足元から全身のバランスが整う感覚をご体感ください。
